====== せつないときの掲示板 ====== ===== 2015/08/17 16:55:57 : 忘れられない恋 (かな)===== >小学6年の夏、いつも一緒にいた親友Sから、好きな人がいるという相談を受けました。 >それは、同じクラスのK君でした。SとK君は、とても仲がよかったし、私は二人がとてもおにあいだと思いました。それから数ヶ月後、私はそのK君のことを好きになってしまいました。Sが私に気持ちを打ち明けてくれたときから、私とK君は気が合い、まあけんか友達みたいなものでした。まあもっともSのほうが仲は良かったのですが。どうしてもそのことをSに打ち明けられず、私は罪悪感を抱えながら、学校では何もないようにふるまっていました。 >ある日、私と、Sと、友達のMちゃんと遊ぶきかいがありました。するとそこでMちゃんが、私実はK君が好きなんだ。と、なんと私達の好きな人の名前を挙げました。私は一瞬パニックってSのほうを見ました。するとSは、へえーそうなんだーまじかーと、ふつうに話していました。今考えてみたら、自分の気持ちを隠していただけだとわかりますが、私は、SがもうK君のことを好きじゃないのだと思ってしまいました。 >それから半年がたちました。 >私たちは中学生になりました。 >私、S、Mちゃん、K君、全員が同じ学校でした。 >とにかく毎日が楽しくて、毎日が幸せでした >そんなある日、私はSに呼び出されました。 >しばらく沈黙が続き、ようやくSが口をあけました >「私、K君に告白したい。でも、恥ずかしいから、Aに言って欲しいの」 >私は即答で「オッケー わかったよ」 >と答えました。するとSは、 >「ありがとう。ほんとに嬉しい」と言って帰っていきました。 >私はその日家で泣きまくりました。 >だって私も今まで何度も告白しようと考えていたから。 >でも私は覚悟を決めました。 >そして次の日、私はK君にSの気持ちを伝えました。 >K君は何も答えませんでした。 >「考えとく」 >それがKくんの答えでした。 >私は笑顔で「わかった。」と >言いました。でも本当は不安でたまりませんでした。 >きっとそれはわたしにとってそれが今までとは違う、本気の恋だったからだと思います。 >それからしばらくして、Mちゃんも告白しました。 >その返事もまた >「考えとく。」でした。 >その日から私は、一日中そのことを考えるようになりました。 >もしK君がSと付き合ったら >Mと付き合ったら >心が不安でいっぱいになりました。 >そしていよいよ、返事のときがやってきました。 >その日は、連休前ということで、クラスのほとんどの人と遊ぶ約束をしていました。 >ですが、インフルエンザの季節で、半分以上の人が遊べなくなりました。SとMちゃん」もでした。 >私はK君に言いました。 >「返事は」 >その日、私はMに電話をかけました。 >「Mちゃん、よく聞いてね。K君、Sちゃんと付き合うんだって」 >Mちゃんは、しばらくだまっていました。 >「わかった。ありがとう。」 >そうして、Mちゃんは電話をきりました。 >こうして私のこいはおわりました。 >もしあの時私が告白していたら >今でもそう思うことがあります。 >だけど、失恋も、私にとっては良い経験だと、今は思えます。誰かを本気で好きになる気持ちを教えてくれたこの恋を、私は一生忘れません。 >K君とSは、今は別れています。私はまだKくんのことが好きです。 [[setsuna:2015|戻る]]