君と別れて、一年が経とうとしています。
私は普通の主婦に戻り、自分のいるべき場所へ帰りました。
やはり同じ職場なので、顔も合わせることはあり。
何気ない会話も緊張します。
思い出すことは、少なくなったけど。
今でも心のどころかに、君がいます。
まだ、LINEは繋がっているけれど。
律儀に仕事の返事を返してくれる、君の真面目さが。
やっぱり好きなのだと。
今でも信じられないけれど。
15歳も歳上の私に「好きだ」と言ってくれた君は。
どんな想いで伝えてくれたのでしょうか。
あんなに強く抱き締められた、感覚は消えることはなく。
生きづらい特性を持った君は。
今、穏やかな気持ちでいるのでしょうか。
いつの間にか「恋を考えることができなくなった」
君からの別れで終わった恋は。
今でも私の中で終わっていなくて。
でも、それを伝えたら。
君は壊れてしまいそうだね。
クリスマスのころ。
「本当に好きだった、彼女だったよ」
と。
私の存在を否定しなかった君に。
今はただ感謝している。
何でもっと、遅く産まれてこなかったのだろう。
悔やんでも仕方のないこと。
君が大学の時にやっていたボランティアに。
私の娘が共感し、将来の夢として、確かに目指し始めました。
君が知ったら何て思うだろう。
娘に思いもよらない形で影響が出るとは。
私も驚きました。
今はまだ涙を流すこともあります。
でも、愛された記憶と記録は。
まだ、消せません。
消したら、壊れてしまいそうです。
私は大人だから。
妻だから。そして母親だから。
いつまでもこのままはダメ。
強くなります。
あなたに私に恋したことを、後悔させないように。
何より自分のために。
これが最後の恋。
私にとって人生最高の恋でした。
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