せつないときの掲示板

2015/12/28 00:35:01 : 思いが苦しい (だるま)

貴女は私を抱きしめた。
貴女も私も帰る場所が有るのをしっている。
苦しみや、慰めからくる安堵のためだと思っていた。
でも、貴女は教室で座る私を抱きしめ続け、何かを伝えるでもなく、なんでもない。と言うだけ。
私は貴女を強く抱きしめ返せなかった。ただ背中を何度かさするだけだった。
貴女は帰りがけにカバンにつけていたキーホルダーを私に手渡した。涙を隠しきれない笑顔のまま。
次の日、貴女は再び椅子に座る私を抱きしめた。また何も言わず。私は貴女に、ごめんね思いが伝わるのにどうにもしてあげれなくて。と言葉を残し、再び背中をさする。
それから2日間休みで会わない。
いや、会えない。
私は貴女の事は、逢った時から気になっていた。いつからかこんなことになればいいと思っていたのに、本当にそうなったら臆病になった。
貴女の帰る場所も壊したくない、自分の帰る場所も壊せない。
この2日間、何をしていても貴女の事を考えてしまう。気をまぎらわすために歌を聴いても、歌詞のワンフレーズを貴女と私に置き換え考えてしまう。
無性にに涙がこぼれる。貴女に逢いたくて。
明日貴女に逢って、貴女の気持ちに整理がついていたら、私の思いをそっと押し潰そう。

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